Ⅵからの続きです、入力ナシの状態でボリュームを上げるとヒスノイズが結構な音で出ます、まあこんなにボリームを上げることもないのですが、カソードフォロワにするとゲインが下がり安定性が増しノイズも減るようです。
カソードフォロワにした回路です、そんなに改造は難しくはない。
試しに改造を試みてみました、プレート抵抗4.7KΩをカソード側に移動して、出力のカップリングコンをカソードに接続するだけです。
簡単にR13とR14の-電源側の足だけを外して、プレートのR15を外したら-電源側に片足を入れたら空中配線で半田付けするだけです、R15を外した所は短絡します、もう片チャンネルのR18,R19,R20も同じです。
カップリングコンの C10/C12ですが、外して裏付けで真空管の7ピンと出力側に半田付けです、手持ちの具合で1.5μFを2個並列付けになっています、容量を増やすと低音も増します、増やしすぎると低音がもたつくだけになります。
信号系の片チャン回路のみ書きました、まだ改造する余地はあるかも知れません、まあ取りあえずこれで落ち着くと思いますが。
ボリューム最高でもリップル音が微かに少しする位になり、以前と同じ音量で聞く9時位の位置なりました。
音の出は以前と同じ傾向で少し粒立ちが小さくなったような、ボーカルの立ち位置がハッキリと分かる、2本のスピーカーで3D定位感さらに増したように感じます。
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少し日にちが経ちました、聞きなれしてくるとやはり粒立ちが小さくなったのが、厚みが薄くなったと言うか 定位感は良いのですが、ヘッドホンで聞くのには良いのかも知れませんけど、スピーカーではどうも物足りません、元に戻します。
戻すのも簡単です、カップリングコンはそのまま1.5μFで1個にしました、抵抗も元の位置に戻すだけです。
そして信号系片チャンのみの図です、VR回路も少し手を入れました、疑似T型に変更で音も以前より重々しい低音で鳴り響きボーカルが前に出てきます、好みの問題かもしれませんが私はこちらの音の方が好きです。
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