2015年10月28日水曜日

越後川口 奇祭

さいとうごま→大柴燈護摩供 柴灯護摩 斉燈護摩 と検索するといろいろでてきますが。

修験道が野外で行う護摩の事をさすようです、越後川口でも毎年この日に護摩供養を行っています。

 話には聞いておりましたが見に行ったのは今日が初めてでして、専門用語の分からない所はネットで検索して書き込んでいます。




萬覚院の本堂前に装束の修験道者が数人で、法螺貝を吹き鳴らして出立の準備をしておりました。


寺院の紹介の中に一年の行事が書かれていました、十月二十八日秋季大祭(柴燈護摩火生三昧)

 そして次のページでは萬覚院の信仰/歴史に大祭の、私は奇祭と題しましたが解説されています。





六根清浄 六根清浄 と連呼して行列で歩いて、道場と呼ばれる会場に到着しました。

そこに縄で張った結界の入り口を、御経と山伏問答から法螺貝を鳴らし宝剣で切断、道を開きます。






満覚院住職を先頭に祭壇に進み入り、いよいよこれから儀式の始まりです。




まず最初に法弓の作法で道場の四方上空に向けて矢が放たれ五大神龍王の降臨を願う、とある。





次に法斧作法で調べると、護摩壇に向かって正面から斧が振り下ろされ護摩の薪が清められる。






法剣作法です、護摩壇に向かって縦横に刀が斬られ、微かに残る邪悪の一切が除祓される、とある。





いよいよ護摩壇に点火作法です、松明に浄火の灯から点火。







点火され白煙が一直線に上空へと昇ります、徐々に白煙から炎に変わり燃え盛ります。

その炎に。萬覚院住職の祈願、不動明王に諸願の成就を祈り。護摩木が投じられる。






 さてそれからが大変です、上半身裸の若住職が湯加持行を行います、

煮え滾った湯を笹の束で自身の体に振りかけ所願成就を祈念します。




 

なんとその煮え滾る湯釜の中に笹の葉ごと入ってしまいました、釜の中に座りなにか唱えています。

さらに修験者の方が下に燃える物を入れて炎が強く燃え盛ります。






湯釜の行が終えると火渡りのようです、先ほどの護摩壇の残り火の周りを回り始めました。





護摩壇に細木がくべられて 赤々と燃え盛る炎の中へ剣を振りかざして飛び込む修験者。






何事も無かったように炎から出てきて盛塩に足を入れていましたが、近くでは焼ける匂いが。






その後には萬覚院住職が御清めの塩をして、修験者から順に火渡りを、最後に一般人も。







 無病息災を願いながら燃え跡を素足で渡る信者・参拝者でした。














2015年10月25日日曜日

彌彦神社御遷座百年大祭

彌彦神社の御社殿が大火により焼失し、大正五年に再建されて今年で百年の節目の年らしい。

テレビや新聞パンフレットで百万人奉賛運動と称して奉賛金を集めているようです、

今日がその創立百年大祭の日です、とりあえず見るだけでもと行って来ました。

道路の真ん中に大鳥居がありその下を車で通りぬけます、画像は帰りに撮りました。



三条方面から来るとこの大鳥居のバックに弥彦山が見えて、麓に彌彦神社が鎮座します。





神社の境内に入って行くと檻に囲まれた中に鹿が三頭、寒いのか?ずーと動かずに横たわって居ました。





彌彦と言えば菊祭りでも有名な所です、境内には菊で彌彦山を模った花壇もあります。






ここ手水舎で身を浄め、と言っても手を洗うだけですが、人も大勢居ましたが少ない時の一枚。






拝殿へ向かう 石段です、七五三でしょうか着物姿の子供さん方も大勢見かけました。





石段を登りきると立派な門があり、そこを通ったら奥に拝殿が見えます。









格子の中を覗いたら像がありました、調べたら左右に随神と言う神様が祭られているようです。








 その随神門を通って拝殿へと 進みます、そこで参拝を済ませて、広い境内うろうろしていると、







 舞殿で巫女による舞いがある と聞いて、時間もあるので行って観ることに。

大勢観客人も居りましたが始まっていたので、邪魔にならぬよう観客の中に入って見学してきました。









巫女4人による「悠久の舞い」と言うのが行われておりました。





この後に「太々神楽」と放送がありましたが帰って来ました。









2015年10月22日木曜日

越後巡礼 八番札所

 そしてここは、八番札所の不動院です、ちょっと人里離れたような所にありました。

柏崎方面からここへ来るまでに、通りには歴史を感じるような神社やお寺もいくつか見ましたが、

迷うことなくカーナビ頼りでなんとか辿り着きました、入り口から苔生した石段が続きます。



ここも住職不在のようですがそれなりに手入れはされています、左の竹林が風でざわつきます。




中段の石門です、鷲尾山と不動院の文字が刻んであります、落ち葉は竹の葉で石畳には有りません。




石段を登りきると本堂があります、その両袖には大石に仏像が直に彫ってありました。

 本堂前には長野の善光寺で見た回向柱が立っています、謂われは分かりません。




  本堂前に立ちました、雪深いのか雪囲いが高い所まで施工できるようになっています。




お参りを済ませ中に入らせていただきました、ご朱印墨書は正面にありました。






2015年10月19日月曜日

越後巡礼 七番札所

摩尼珠院(まにしゅいん)ここも住職不在です、すぐ前が道路に面しており分かりやすい所です。

道脇は駐車場も兼ねたスペースもあり、そこから石段を上がった少し高台にあります。



建物自体は寺院に見えないような外見です、そのせいか石の標識も立っています。




玄関の門構えは御寺さんのようです、サッシの玄関戸は鍵がかかっており、右脇に裏口が有ります。

そこにご朱印墨書が置かれていました。




玄関は開きませんが賽銭の入れ口はありました、お参りを済ませて窓から中の様子を撮りました。






巡礼とは関係ないかも知れませんが、この摩尼珠院の裏山に旗が見えまして、寺作りの建物も見えました、登り口は少し回り込んだ所からですが、暇なもので登ってみました。


石段を登って行くと立派な朱色の鳥居があり、まだ石段の細道が続きます。




高台からは結構な眺めです、その奥正面には神社が有り、さらに左側には小さな能舞台のような、巫女さんが踊るのか?、そんな建物もありました、そこもお参りをさせていただきました。








2015年10月18日日曜日

越後巡礼 六番札所

五番から六番へは国道116号線を挟んだ、田圃の中のような所で すぐ近くにありました。

駐車場に車を置くと正面に大きな観音様と、可愛い六地蔵がお出向いしてくれます。

ここは住職不在で世話人の管理です。


 入り口に回って石段と石畳みと石灯篭さらに門柱から手水舎そして真っ直ぐに玄関へと通じます。




写真の門柱左の影に手水舎があり、屋根にサシの鳩がおりました、迷い鳩のようです。




住職不在で勝手に入らせていただきお参りしました、本堂の、写真左にご朱印墨書が置いてあり、

料金を置いて 墨書を差し替えてきました。




2015年10月17日土曜日

越後巡礼 五番札所

五番まできました、ここは国道116号線から少し入った所に有ります、宝蔵寺(ほうぞうじ)です。




写真の右側にある駐車場に車を停めました、入り口正面からこの奥に総杉造りの本堂があります。




先ほどの石段を上がった右手にこのような石仏の山がありました、供養に奉納したもののようです。




幅広の石段の先に立派な門が見えてきました、上のモミジが紅葉の頃は違う風景が見れると思います。




そして総杉建造物の本堂です、すごく大きな建物です、石畳の先が入り口でした。





入り口を入ったところです、透かし彫りの欄間が目を引きます、お参りをすませ さて御朱印はと、

左側の廊下が庫裏につながっているようですが、案内書に本堂左の机の上にご朱印があります。

と書かれています、 見付けてご朱印墨書を差し替えて、料金をおいてこちらを後にしました。









2015年10月14日水曜日

越後巡礼 四番札所

柏崎の鯨波、子供の頃は夏休みの海水浴と言えばここの浜辺と決まっていました。

日本海特有の急深の海岸ですぐに足が付かなくなる、必然的に泳ぎを覚える!。

その鯨波にありました、妙智寺(みょうちじ)です。

国道8号線から細い脇道に入って行くと、広い駐車場が有ります。

境内の凄い門構えの入り口を潜って進むと 本堂の正面に出ます、住職在住です。


手入れされた盆栽が両袖にいくつか並ぶ、石畳の通路が本堂へと案内してくれます。





本堂正面です、声を掛けたのですが何方も居らず、勝手に入らせていただきました。




 堂内は結構広く、お参りを済ませてご朱印墨書を探したのですが見当たりません。

いったん外に出て、庫裡の方の玄関から声を掛けました、家人が居られてご朱印墨書を頂きました。









2015年10月12日月曜日

稚児池までの道のり

もう過ぎてしまったが「シルバーウィーク」などと年寄りの日に失礼、敬老の日に

 休日をくっ付けて大型連休でゴールデンウィークと同じように呼び名を考えたのか。

 今日は体育の日、以前は10月10日が体育の日でしたが、ハッピーマンデーとかで

 10月の第2月曜に変わってしまった、なぜか連休を勝手に作ろうとしているような。

どうしても休みが増えるとついつい出かけてしまう、そうすると観光行楽地が混雑する。


なので奥山にのんびりと紅葉などを見に行こうかと計画し、途中まではのんびりでしたが

観光地ぽい所に出たとたん、渋滞やら事故後の処理の混雑に巻き込まれ

仕方なくルート変更で途中から帰って来てしまいました。



早朝に家を出て、これはと言う風景に出合うとついつい車を止め、カメラを持ち出してしまう。



山道に入っても所々靄がかかり陽に照らされて美しい光景が、もう少し早く出ていれば

紅葉した所で靄のかかった写真が撮れたのではと悔やんでいます。



ええ、紅葉地ではすっかり陽も上って、靄も晴れて青空がクッキリと!モミジが鮮やか。



ここはスーパー林道502号奥志賀公園栄線、辺り一面 紅葉の真っ盛りでした。

奥志賀を抜けてその辺をぐるり一周の予定でしたが途中、連れがトイレと言うことで

そこに有った 焼額山ゴンドラ乗り場のトイレを拝借、ついでにゴンドラに乗ってしまいました。




上には稚児池と言う高層湿原があるようで、紅葉のほかに変わった景色も見れるかと、

 山頂駅に着いてそこから歩いて20分位で稚児池とか、ゲレンデの脇に登りの道があり、

それを見聞きして連れは躊躇してましたが、意を決して行ってみることに。




 木道を歩いていますが、もう花の時期は過ぎていますので、茶色の絨毯のようでした。

重装備で登山されているグループの人達も居り、焼額山従走途中のようでした。




 池の中に浮島?ただの島か、水は透き通って水中の昆虫 ヤゴなどの姿が見えました。



説明謂れは こんな写真を撮っておくと、後で見直してな~るほどとなります。




池の周りの木道を歩いて行くと、鳥居がありました、その奥には小さな祠もあります。



なにを意味するのかわかりませんが、木製で立派な鳥居で祠にも賽銭があがっていました。

一応 祠にお参りして、無事の帰りを祈って、近周りで無事帰ってきました。




後は説明無しの帰りの写真を何枚か貼り付けてこれにて失礼。