特にシャーシアースを取って無いようですが、しいて言えば出力ICの放熱金属が⊖ラインと繋がっているようで、ビス止めしてテスターで調べると⊖と導通が有ります。
手で持ってもノイズが増えるようなことはありません。
ノイズと言えばコネクターの接触不良で、左右のバランスが崩れたことがありました、それで信号回路のリード線を半田付けで直結しました。
このアンプの前はTPA1517NEと言うICアンプを使っておりました、出力は6Wと少ないですが、きめの細かい十分な低音と定位感の良い音でした。
以前のブログに書き込んでありました、能率の良いSPで聞いていましたので、小出力でも定位感だけは申し分なかったです。
それ以前には1983年4月29日製作したのを、そして手書きで記してあるように、3回の改造を行ったアンプを使っておりました。
窪田式アンプが原型でその後は金田式と一部混合型ですが、音質は伸びのある低音高音と十分に満足のいくものでしたが、 試しに作ったTPA1517NEの定位感に打ちのめされてお蔵入りしていました。
その定位感に貢献しているのが長岡鉄男のスワンを参考に、自分なりに製作したものでユニットは6N-FE108Sを使用しています。
ヘッド部はオリジナルの寸法で製作していますが、ホーンは箱の中央から抜き差しで開口部を前と後ろに向きを替えられるようにしてあります。(ユニット止めビスは鬼目ナットで受けています)
画像暗く分かりにくいですが、ユニットからの振動を抑えるボルトを2本、裏ブタにユニットから突っ張ってあり箱鳴りは皆無です。(低音の伸びは後ろ向き開口の方があります)
話は戻りますがお蔵入りしたアンプを好みの定位感ある音にできないかと蓋を開けました、結構な価格構成で作り込んでいますので音そのものは負けてはいないのですが、自分の好きな定位感だけがどうももう一歩でして、小型アンプの方が引き回しロスが少ないのか?。
音量調節はロータリースイッチで抵抗切り替えの自作です、たしか窪田式で作ったと思います。
配線の引き回しを見直します、シャーシ一1点アース位置も見直しです、どうも重複してアース線をループ接続していたようです。
構成を簡略化した図です、トランスコイルは丸く書けなかったので悪しからず、最終1点アースはこの図のような配置になりました、一般的には入力端子付近辺りが無難なのでしょうが、どうも優柔不断がこんなところにも出まして書き換えています、安定化した電源の所に1点アースとしました、聞き比べても違いはよく分かりませんでした、時間をかけた結果これになりました。
1点アースを全く取らないとどうなるのか?もちろんノイズが出ますが、アースの位置を変えている時ロータリースイッチの接触不良?ノイズの出ない位置がありまして調べましたが原因ははっきりしませんでした。
金田式UHC Mos-FET 1996年製作したもので、暇な時期になったら調べようかとお蔵入りしていたものです、もう20数年前になりますが製作したとき発振してしまい、そのまましまい忘れていました。
あんがいアースの引き回しの見直しなどで簡単に直るか?、 頭の体操によいかも知れません、老眼鏡が必要になる頃にアンプいじりをするとは思ってもいませんでした。(笑)
最近はパソコン音源に成りつつあり、音の良さそうなこれでオーディオDAC変換しています、配線の見直しでかなり良さそうですが、でもやはり定位感だけはもう半歩位およびません、再生音が後方に音が回り込んできません、広がりなどは十分なのですがどうもいけません、とうぶんHY-V10 が活躍しそうです。
3月30日です
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