プリ部に真空管(6C3)を使用して出力部にはIC(TDA1521Q)を使ったハイブリッドアンプ(
AF-02 )です。
以前に同じようなアンプを製作していましたので、音質比較もかねてポチりました。
自分で部品を集めて作るとなるとこの価格ではとても制作できません 、しかもUSB接続やメモリーカードの端子もあります。
音質は高域低域とも伸び感はありますがスピーカー(バックロードホーン)との相性か、低域にボンつくところがあります、音の分離は悪くはないですが、以前製作した下のアンプには中高域の分離では劣ります。
以前製作した私の
ハイブリッドアンプです、ただ先ほどのAF-02 を聞いてからこのアンプを聞くと、低域が少ないように聞こえます、分離や中高音は負けてはいませんが低音の出が少ないです、リップルノイズも目立ちます、そのうち何とかしなくては。
(
AF-02 )の裏蓋を剝ぐってみました、中は部品でびっしりです、隙があるようなら更に私好みの
TA2020-020に出力ICを入れ替えようかと思いましたが無理のようです。
私の音質の好みでは TA2020-020 です、このアンプより低音に伸びがあり、ボンつくような事はありません。
このアンプの回路図がありました、コピーして載せておきます。一点アース接地を明記しているあたりは流石です。
ただ惜しいことにセンター定位が左に寄っていてスピーカーの中央では聞けません、バランスボリュウームはありません。
二連ボリュウームは裏の軸を回すことで左右の調整ができます、このアンプは基盤に半田付けで基盤には穴は開いていません。
仕方なしに基盤から二連ボリュームを外して仮接続して、裏の軸を回し定位が中央にくるよう調整しました。
取り外した二連ボリュウームで、仮接続のリードを付けています、軸の穴は六角形です。
軸を回せる角度に仮半田付けして音を聞きながら微調整しました、基盤がショートしないよう絶縁物を挟んでいます。
二連ボリュームを外したついでに、後で外さなくても調整出来るよう基盤に穴を開けておこうかと思いましたが、両面プリントで細いパターンが邪魔して穴は開けれませんでした。
調整を終えて外しの逆で組み上げて完了でした、フゥー要らぬ手間をかけました。