重い腰を上げてデジタルICのTA2020-020を使ったアンプを組んでみました。
TA2020-020単体アンプでも自分好みの良い音がするので十分満足していましたが、6J1オーディオ プリアンプ胆汁バッファDIYキットを前段に入れたらどうなるのだろうと、誘惑に負け組み立ててみました。
アンプ正面、少し斜に撮ったのでトランスが斜めのようになりました。
アンプ後面、入出力端子も狭い中でうまくまとめたと思います。
アルミケースは手元に在った、180×130×40の型番不明を使いました、ギリギリです。
電源トランスもやはり手元に在った二次側12Vと8V各2Aのものを使いました。
6J1オーディオ プリアンプ胆汁バッファキットとヒーター用電源を一体化しました。
音量VRのスペース分を基盤に切り込みを入れて、音量VRへのカップリングフイルムコンデンサーと負荷抵抗は空中配線で取り付けました。
TA2020-020用の平滑電源は穴あき基盤に全波整流回路で、手元にあった電源用電解コンを適当に組み合わせてあります。
そして出力のTA2020-020モジュールです、VRを外してピンを立てて入力としています。
各パーツの仮組み接続で異常がないか確認調整しています。
ケースに組み込んだ状態です、余裕なくぴったりと入りました。
カップリングフイルムコンデンサー3.3μの後の負荷抵抗を忘れて、次の画像では付いています。
完成から今まで約1年聞き込んでみました、音の広がりの中でボーカルの立ち位置が分かるくらいに 分離 定位間は素晴らしいものです。
新規に部品を集めても総額一万円以内で作れると思います、コスパ最高です。
ただ、電源スイッチONの時ポップノイズが少し出ます、OFFは気にならない程度ですが、スピーカーの安全を考えれば保護リレー回路を入れたほうが良いでしょう。
出力ユニットのみ変えてみました、TA2024モジュールでTA2020に音質は似ています、比べると高音低音に伸びがありますがやや粗い音に聞こえます、滑らかさが少し劣るような気もします、まあこれはこれで楽しめます。
結局 TA2020に戻して今は聞き入っています。
スペースと使用電圧が合えば簡単に出力ユニットを取り替えて楽しむことも出来ます。
回路図はそのうちに気が向いたらこの後に載せます、と言っても各ユニットをつなぎ合わせているだけなので、以前の記事を読めば冊子は付くと思います。