2021年3月19日金曜日

YAMAHA製 YDA138 デジタルアンプ自作キット

 先回のデジタルステレオ パワーアンプボードYDA138 -E 20W + 20Wの音に気をよくして今回はキットに挑戦です。

チップ部品は交換に技術を要するので部品交換することを考えて、キットで作り込んで音を聞きながら部品交換していこうと思います。

それでこんなYAMAHA製 YDA138 デジタルアンプ自作キット リターンズ 2020-2021 Ver.12のを見つけて、価格的に先回よりは少しお高い気はしますが、ゲイン調整や他の切り替え端子付きで基板にも余裕があり、後々変更改造しやすいと思います。

 

基板サイズ:縦80mm×横60mm×厚1.6mmで片手に収まります、もちろんIC他チップ部品は取り付けてあります。

 ◎NFJオリジナルYDA138搭載デジタルアンプ自作キット(Rev.12/2020-2021)◎ 

と題打って簡単な説明書が一枚入っていました、基盤にプリントしてある番号と照らし合わせて、部品の背が低い順に半田付けして行けば完成します。 

組み立ての注意としては、電解コンデンサーは+-と極性がありますので間違いないように、フイルムコンはどちらでも良さそうですが左右の文字は揃いた方が良いです、緑LEDも+-ありますので間違うと点灯しません、水晶振動子4.19MHzは3本足で極性は無いようです

 

 

NFJオリジナルパワーインダクター22μH×4 →→L1/L2/L3/L4ですが、特に印がある訳でもないのでどちらでも良さそうですが、巻き極性を合わせた方が精神的にも安心なのでリードに接続されるコイル線の膨らみの向きを合わせました。(画像、斜めに膨らんでいます)

 

 

そして1時間位で半田付け終わりました、ショートピンは24dBのMasterでExt Clockに設定してあります。

電源を繋いでスイッチを入れました、軽くテスターを当てましたが正常に働いている様なので、スピーカーを接続し電源を入れたらポップノイズ音がON OFF時小さく出ます、音出ししましたがこもった音でドンシャリ的な表現音です、前のYDA138 -E 20W + 20Wとは比べ物になりません、恐らくCT5/CT6の無極性電解コンデンサー2.7μFに問題ありと思います。

 

YDA138取説のポップノイズ低減機能では”オーディオ入力信号のDCカットコンデンサーの値に依存”で1μFを推奨しています。

 

 

試しに手持ちの1μF プラスチックフィルムコンデンサーに載せ替えました、ポップノイズは出ません止まりました、音の方もスッキリとして引き締まった音色でスピーカーから部屋中に飛び出してきます。

今までで自分の部屋で聞いた音では一番高低音ワイドで音の広がり(後ろまで回り込む)定位感がハッキリしています。

 ショートピンは24dBから36dBに変えました、大きい方が音の厚みに違いがあるようです。

 

最後に説明書のショートピン位置図を記しておきます。

 

 

 

 

 



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