2021年4月24日土曜日

FE108EΣ

 前回からの続きです。

音歪してFE108SからFE108EΣに取り替えました、FE108NSと迷ったのですが、能率特性比較からバックロードホーン用のSPとなるとEΣでしょうね。

FE108Solなどと言う限定モデルもあったようですが、今は生産終了で中古などでしか手に入らないようです。


コーン紙の形が独特で山形になっていてエッジも波打ったように不規則ならせん状の変な形です。

バッフル板に取り付けるビス穴も8本と倍の数です、鬼目ナットを使っている関係で取りあえず4本ビスで付けました。


突っ張りボルトも同じように取り付けました、ユニットの奥行きが変わりボルトの出っぱりが長くなっています。



端子は何時もなら半田付けしていましたが、交換のことを考えてギボシ型にしました、接触不良など心配ですが交換はこの方が簡単にできます。


 突っ張りボルトの取り付け方です。

二液性のA剤とB剤を混ぜて1分で硬化する接着剤でボルトを仮固定します、この状態でキャビネットに仮付けしてボルト位置を調整し硬化するのを5分以上待ちます、硬化して取り出したのがこの画像です。

ここから箱の内側に当たるナット位置を調整(約13.5Cm)してボルトが突っ張る位置でバッフルに取り付けます。(バッフルとユニットのフレームが1mm位均等に隙間がある感じ)

この取り付けにより後方からのボルトが突っ張って固定するので、ユニットのフレームからの振動を防ぎ、鋭い立ち上がり音を期待してこのような取り付けをしています。(振動するのはコーンだけでよい) (黒いのはブチルゴムを巻いています)

そして音出しです、音は出ましたがかなりの時間エージングしないと今までの6N-FE108Sに近い音にはならないと思います。





0 件のコメント:

コメントを投稿